2002-11-13 第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
これができましたころは、一カ所に集まっていただいて、そして、それぞれの地域よりも、やはり一カ所でよりよい生活をしていただけるようにした方がいいのではないかというので、初めはこのコロニー制度というのができ上がったというふうに聞いております。
これができましたころは、一カ所に集まっていただいて、そして、それぞれの地域よりも、やはり一カ所でよりよい生活をしていただけるようにした方がいいのではないかというので、初めはこのコロニー制度というのができ上がったというふうに聞いております。
患者自治会なるものに対しましては、昭和二十二年の六月の二十三日に、傳染病研究所の講堂におけるGHQとの医療懇談会——これには公衆衞生福祉部のザコーネ氏及び経済科学局のハロルド氏、デヴエラル氏などの出席を得、それに各病院当局、あるいは從業員組合の代表、あるいは患者代表などが参集いたしたのでありますが——その席におきまして出ました一つの意見といたしまして、結核患者の特殊性にかんがみまして、生活向上あるいはコロニー制度
○久下政府委員 結核患者につきましてコロニー制度を設けるということにつきましては、私どもとしてもその必要を痛感いたしておるのであります。ただ実際問題といたしまして問題になる点は、結核患者の性質上、まだ健康管理が必要である時代におきましても、一つの療養の手段として作業が行い得るという場合があるのであります。
なおその外に今回の事件にも関連しておりますが、これは全体の結核療養に対する問題ではないかと思いますか、やはりコロニー制度の確立ということが、かかる問題を除去する最も根本的な対策ではないかということを私は行つてまいつて深く痛感させられました。晴嵐莊がいわゆる作業療法を主とした療養所である。
請願第五百三十三号、國立病院及び國立療養所改善に関する請願、この請願の趣旨は有菌者を隔離し、國家的保証によつて傷痍者の施療をなすべき國立病院本質使命に鑑み、國立療養所及び國立病院の有料化を止めること、患者費を増額すること、全國各地区ごとにコロニー制度、特設寮の確率を図ること、医療施設及び医療從業員の実質的充実を図つて貰いたい。